国立大学法人信州大学

担当領域

大学概要パンフレットの翻訳、公式ウェブサイト(英語版)のリニューアル制作、3つの研究所+研究群のウェブサイト及びパンフレットの制作(日・英)、3つの研究所のロゴ制作

現状の理解と課題の抽出

ウェブサイト、海外の研究者などに配布するパンフレットの制作のご依頼をいただきました。グローバルな大学であること、日本国内だけではなく海外からも注目される大学、世界中から優秀な研究者が集まる大学であることをデザインから伝える必要がありました。ターゲットは単純に留学生ということではなく、世界の有名な研究者や企業も含まれていることから、信州大学の特徴や強み、具体的な研究内容がすぐにわかるような構成が必要でした。

課題解決の手法、方向性の策定

海外の有名大学をランドマークとしていたため、デザイン、サイト構造を決定する材料として徹底的に海外の大学サイトの傾向を調べ上げました。大学の大小によって構造は大きく変わっていましたが、日本の大学サイトと違う点はやはりどのような研究が行われているかがすぐにわかる点でした。最新情報もすぐにTOPICSとして更新されており、画像も多様されているためユーザーにコンテンツを見てもらえる、といったことを考慮しました。

IGOSのご提案内容

ウェブサイトについては構成をシンプルに、なるべく階層が深くならないようにすることを心がけました。デザインについては日本国内の大学ではまだ珍しいグリッドデザインを採用し、レスポンシブ対応させることで、海外では当たり前となっているスマートフォンやタブレットを使用するユーザーも考慮しました。公式サイトと各研究所のサイトではどちらも研究に関するTOPICSを一番に出し、具体的な研究内容や成果をすぐに見てもらえるようにしました。また、より様々な研究を知ってもらうため各サイト間で相互に飛んでもらいやすい構造にしました。研究所サイトではさらに具体的な研究内容や所属の研究者の情報を入れ、追加修正等はCMSで簡単に更新できるようにしています。
パンフレットについては、専門知識が必要となる翻訳から始まりました。どのような研究をしているのかをテキストのみで伝えるのではなく、具体的な研究内容を画像を多用しながら伝えることで、研究者や企業の方だけではなく学生にもわかりやすく、非常にインパクトのあるパンフレットとなったと思います。